52号試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 18:51 UTC 版)
高等試験(高等文官試験)では、高等学校卒業者以外については予備試験(論文・外国語)を課している他、中学校卒業者以外については、予備試験の他、中学校卒業と同等の試験合格が受験資格として必要となった。それまでの弁護士試験が、受験資格として学歴を一切必要としていなかったことから、従前の弁護士試験受験者の救済のため、「司法官試補及弁護士ノ資格ニ関スル法律」(大正12年法律第52号)により、従前の弁護士試験受験者を対象に高等試験司法科に準拠した試験が行われ、合格者には弁護士資格が与えられた。この、いわゆる52号試験は1941年(昭和16年)まで実施され、合計1,067名の合格者を輩出している。
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