3次元の場合のまとめとは? わかりやすく解説

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3次元の場合のまとめ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 01:34 UTC 版)

コリオリの力」の記事における「3次元の場合のまとめ」の解説

3次元の場合コリオリの力をまとめると、次の3段階で導出されていることが分かる観測点 P {\displaystyle P} での地球接平面 T {\displaystyle T} 内の速度ベクトルを、観測点 P {\displaystyle P} を通り地軸直交する平面赤道面と平行な平面) L {\displaystyle L} に射影する。 平面 L {\displaystyle L} 内で2次元コリオリの力求める。 得られ平面 L {\displaystyle L} 内のコリオリの力接平面 T {\displaystyle T} に射影し、接平面 T {\displaystyle T} 内のコリオリの力求める。 ここで、接平面 T {\displaystyle T} 内の東向き自転方向向き)の大きさ v {\displaystyle v} の速度ベクトルについて考えれば、それを平面 L {\displaystyle L} に射影しても変わらず大きさ v {\displaystyle v} であり、平面 L {\displaystyle L} 内のコリオリの力は、大きさ 2 m ω v {\displaystyle 2m\omega v} 、方向は東と直交し地軸から遠ざかる方向であり、それを接平面 T {\displaystyle T} に射影すると、コリオリの力(の接平面 T {\displaystyle T} 内の成分)は、大きさ 2 m ω v sin ⁡ α {\displaystyle 2m\omega v\sin \alpha } 、方向は南となる。 接平面 T {\displaystyle T} 内の北向き大きさ v {\displaystyle v} の速度ベクトルについて考えれば、それを平面 L {\displaystyle L} に射影すると大きさv sin ⁡ α {\displaystyle v\sin \alpha } となり、平面 L {\displaystyle L} 内のコリオリの力は、大きさ 2 m ω v sin ⁡ α {\displaystyle 2m\omega v\sin \alpha } 、方向は東であり、それを接平面 T {\displaystyle T} に射影すると、コリオリの力変わらず大きさ 2 m ω v sin ⁡ α {\displaystyle 2m\omega v\sin \alpha } 、方向は東となる。 接平面 T {\displaystyle T} 内の大きさ v {\displaystyle v} の任意の方向速度ベクトルは、東方向北方向の速度ベクトル一次結合表せるため、その接平面 T {\displaystyle T} 内のコリオリの力は、大きさ 2 m ω v sin ⁡ α {\displaystyle 2m\omega v\sin \alpha } 、方向北極側から見て速度ベクトル方向から90時計回り回転した方向となることが分かる

※この「3次元の場合のまとめ」の解説は、「コリオリの力」の解説の一部です。
「3次元の場合のまとめ」を含む「コリオリの力」の記事については、「コリオリの力」の概要を参照ください。

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