2019年度の適用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/30 19:40 UTC 版)
「マクロ経済スライド」の記事における「2019年度の適用例」の解説
2019年度は4年ぶりにマクロ経済スライドが発動されることになった。厚生労働省が発表した厚生年金のモデル世帯は、夫が平均的年収(賞与含む月額換算42.8万円)で40年間働き、その間、妻が専業主婦だった場合である。そのモデルによると2018年度の厚生年金の給付額は、夫婦2人分で月額22万1277円であった。2018年度は物価と賃金の変動率が+約0.6%増であったので2019年度の支給額は2018年度の支給額より月額1362円増額し、月額22万2639円の支給となるところであったが、マクロ経済スライドの発動により2018年度のマクロ経済スライド分約0.5%がカットされ+約0.1%増となり月額227円の増加にとどまり月額22万1504円の支給となる。
※この「2019年度の適用例」の解説は、「マクロ経済スライド」の解説の一部です。
「2019年度の適用例」を含む「マクロ経済スライド」の記事については、「マクロ経済スライド」の概要を参照ください。
- 2019年度の適用例のページへのリンク