1995年~1997年の組み合わせ方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 08:37 UTC 版)
「ディビジョンシリーズ」の記事における「1995年~1997年の組み合わせ方式」の解説
1995年から1997年まではホーム開催権のあるチーム(ホストチーム)があらかじめ決められており、ワイルドカードがホストチームおよび同じ地区のチームとは当たらないように対戦カードが組まれていた。そのため、対戦カードはワイルドカードチームの所属地区により決まっていた(この関係で、勝利数1位チームが勝利数2位チームと、ワイルドカードが勝利数3位チームと、それぞれ対戦することもあった)。開催球場も、第1・2戦がホストチームの本拠地、第3~5戦が他方の本拠地という形式だった。 1997年のアメリカンリーグディビジョンシリーズを例にすると勝利数1位:ボルチモア・オリオールズ(東地区優勝、98勝)勝利数2位:シアトル・マリナーズ(西地区優勝、90勝)勝利数3位:クリーブランド・インディアンス(中地区優勝、86勝)ワイルドカード:ニューヨーク・ヤンキース(東地区2位、96勝) 現行のルールであれば地区優勝チームの中で勝利数が一番多いオリオールズがワイルドカードのヤンキースと対戦するが、オリオールズとヤンキースが同じ東地区所属で、更にこの年のホストチームが西地区とワイルドカードであったことから、ワイルドカードのヤンキースが地区優勝チームの中で勝利数が一番少ないインディアンスと対戦し、オリオールズは地区優勝チームの中で勝利数が二番目のマリナーズと対戦した。
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