1979年 - アメリカ盤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 20:38 UTC 版)
「白い暴動 (アルバム)」の記事における「1979年 - アメリカ盤」の解説
アメリカではデビューアルバムは、2枚目の『動乱』の1年後に発売された。米CBSは当初「ラジオ向きではない」との理由で発売しなかったため、リスナーは輸入盤に頼るしか無かった。この輸入盤は10万枚を超える売り上げになった。 1979年、エピックはアメリカ市場向けに再構成されたバージョンを発売。5曲が『動乱』の後に録音されたアルバム未収録曲やシングルのB面曲に入れ替えられた。「白い暴動」もシングル用に録音し直した物が使われている。初回盤には7インチシングル「グルービー・タイムズ / ゲイツ・オブ・ザ・ウェスト」が同梱されている。 この盤は、すでに輸入版が長年流通していたために売り上げが薄められはしたものの、クラッシュにそこそこのアメリカでのもう一つの成功をもたらした。ビルボードでは最高126位に達し、この年の『ロンドン・コーリング』の商業的成功に繋がる足がかりとなった。 カナダではすでにCBSがイギリス盤を発売していたため、CBSカナダはアメリカ盤の発売にあたって消費者が混乱しないよう、ジャケットの周囲を緑ではなくダークブルーに変更した。初回盤にはこれも「グルービー・タイムズ」同梱である。 日本ではイギリス盤とは別に『パール・ハーバー'79』として1979年にオリジナルジャケットで発売された。
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