1975-76 ABAシーズンとは? わかりやすく解説

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1975-76 ABAシーズン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 06:08 UTC 版)

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1975-76 ABAシーズン英語: 1975–76 ABA season)は、アメリカン・バスケットボール・アソシエーション (ABA) の最後のシーズンである。

1974-75シーズン - 1975-76シーズン - 1976-77シーズン (NBAと合併)

概要

このシーズンではショットクロックが30秒から24秒に変更され、NBAの同様に合わせた。デイブ・デバスチェアがリーグの新コミッショナーに就任し、7人目にして最後のコミッショナーとなった。また、このシーズンは東西のディビジョン間が採用されなかった唯一のシーズンでもあった。NBAと合併の後、1979-80シーズンにABAが導入していたスリーポイントシュートを採用することになった。

シーズン開始前にメンフィス・サウンズメリーランド州ボルチモアに移転し、一時ボルチモア・ハスラーズと名称変更され、その後ボルチモア・クローズとなった。クローズは10月のプレシーズン中に3試合のエキシビションゲームを行っただけで、すぐ解散となった。また、サンディエゴ・コンキスタドアーズは1975-76シーズンにサンディエゴ・セイルズに取って変わったが、11月に解散となり、12月初旬にユタ・スターズがそれに続いた。バージニア・スクワイアーズはシーズン終了後の5月に、75,000ドルのリーグ審査に通らず、NBAに加盟せずに解散した。

1976年のABAオールスターゲームでは、首位のデンバー・ナゲッツが144-138でABAオールスターズを破り、デンバーで開催された。この試合で史上初のスラムダンクコンテストが行われ、ジュリアス・アービングが優勝した。

シーズン終了後、1976年6月のABAとNBA合併により、デンバー・ナゲッツ、インディアナ・ペイサーズニューヨーク・ネッツサンアントニオ・スパーズがNBAに加盟し、ケンタッキー・カーネルズスピリッツ・オブ・セントルイスは解散を受け入れることになった。スピリッツのオーナー、オジーとダニエル・シルナ夫妻は、新たに加わった4つのフランチャイズが生み出すテレビ収入の7分の1を永続的に受け取ることに同意し、この契約は非常に有利なものになった。

順位

1975–76 ABA 最終順位
チーム 勝率
デンバー・ナゲッツ 60 24 .714
ニューヨーク・ネッツ C 55 29 .655 5
サンアントニオ・スパーズ 50 34 .595 10
ケンタッキー・カーネルズ 46 38 .548 14
インディアナ・ペイサーズ 39 45 .464 21
スピリッツ・オブ・セントルイス 35 49 .417 25
バージニア・スクワイアーズ 15 68 .181 44
サンディエゴ・セイルズ 3 8 .273 -
ユタ・スターズ 4 12 .250 -
ボルチモア・クローズ 0 0 .000 -

C - ABAチャンピオン

プレーオフ

1976年のABAプレーオフは、準々決勝でケンタッキー・カーネルズインディアナ・ペイサーズをシリーズ2勝1敗で破り、幕を開けた。準決勝では、ニューヨーク・ネッツサンアントニオ・スパーズを4勝3敗で破り、決勝では、ネッツがナゲッツを4勝2敗で勝利した。

表彰

脚注

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