1946年全豪テニス選手権とは? わかりやすく解説

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1946年オーストラリア選手権 (テニス)

(1946年全豪テニス選手権 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/09 03:49 UTC 版)

1946年 オーストラリア選手権(1946 Australian Championships)に関する記事。オーストラリアアデレード市内にある「メモリアル・ドライブ・テニスクラブ」にて開催。

大会の流れ

  • 1945年8月に第2次世界大戦が終結し、各種のスポーツ競技大会も開催が再開された。テニス4大大会の場合、全米選手権だけは戦時中も続行されていたが、終戦後の4大大会としては1946年全豪選手権が最初のイベントになる。
  • 1946年の本大会から、全豪選手権の男女シングルスでシード選手が定められるようになった。前回開催大会の1940年までは、全豪選手権の抽選表にシード選手の順位は残っていない。
  • 男子シングルスは「32名」の選手による5回戦制で行われ、8名のシード選手が定められた。
  • 女子シングルスは「23名」の選手による5回戦制で行われ、8名のシード選手が定められた。14名の選手が1回戦を戦い、9名の選手には「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があった。シード選手でも、第1・第3・第7・第8シードは1回戦から、第2・第4・第5・第6シードは2回戦から出場した。2回戦から出場したシード選手が初戦敗退の場合は「2回戦=初戦」と表記する。
  • 注:日本語版記事では、1946年記事から(本年度のように、外国人出場者がいない場合でも)全選手の国籍を表示する。(1940年までは、地元オーストラリア人選手の国旗表示を省略した。)

シード選手

男子シングルス

  1.  ジョン・ブロムウィッチ (優勝、7年ぶり2度目)
  2.  エイドリアン・クイスト (ベスト4)
  3.  ディニー・ペイルズ (準優勝)
  4.  ハリー・ホップマン (ベスト8)
  5.  ジャック・クロフォード (2回戦)
  6.  ジェフ・ブラウン (ベスト4)
  7.  ライオネル・ブロディー (ベスト8)
  8.  ジャック・ハーパー (ベスト8)

女子シングルス

  1.  ナンシー・ウィン・ボルトン (優勝、5年ぶり=2大会連続3度目)
  2.  ネル・ホール・ホップマン (ベスト8)
  3.  テルマ・コイン・ロング (ベスト8)
  4.  ジョーン・ハーティガン (ベスト8)
  5.  コンスタンス・ウィルソン (ベスト4)
  6.  アリソン・ハタズリー (2回戦=初戦)
  7.  ダルシー・ウィテカー (ベスト8)
  8.  ジョイス・フィッチ (準優勝)

大会経過

男子シングルス

準々決勝

準決勝

女子シングルス

準々決勝

準決勝

決勝戦の結果

外部リンク

  • 抽選表・シード選手:男子女子 (男子はGrand Slam Tennis Archive、女子はTennisForum.com提供スレッドによる)

参考文献

  • Our Open - 100 years of Australia's Grand Slam” (我らのオープン-オーストラリア・グランドスラムの100年史) News Custom Publishing, Victoria, Australia (2004) ISBN 1-876176-60-1
  • Bruce Matthews, “Game, Set and Glory: A History of the Australian Tennis Championships” (ゲーム・セット・栄冠-オーストラリア・テニス選手権の歴史) The Five Mile Press, Victoria, Australia (1985) ISBN 0-86788-078-3
先代:
1945年全米選手権 (テニス)
テニス4大大会
1945年 - 1946年
次代:
1946年全仏選手権 (テニス)
先代:
1940年オーストラリア選手権 (テニス)
全豪オープン
1946年
次代:
1947年オーストラリア選手権 (テニス)



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