114 - 123
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 05:34 UTC 版)
「山陽電気鉄道200形電車」の記事における「114 - 123」の解説
1943年に帝國車輛工業で製造された。111 - 113のグループとは異なり、複電圧の電動車として登場した(当初一部の車両が非電装で登場したが、すぐに電装された)。このグループからは軍需工場への通勤客の増加によって従来の2扉では乗降時に支障をきたすことから、車体長はほんの少し長くなって約15.4m、扉間の窓幅は少し狭くなって970mmとなった、窓配置1D4D4D1の3扉車として登場した。また、屋根は再び鋼板屋根となったほか、前面の通風器がなくなった代わりに屋根にガーランド型ベンチレーターが取り付けられた。車体も、車体部のステップがなくなって2段のホールディングステップだけになったことから、山陽初の車体裾がフラットになった車両となった。このために、それまでの軽快で優美なデザインは損なわれることはなかった。台車は111 - 113のグループと同じだが、制御器はそれまでの改造品とは異なり、RPC-101 を搭載していた。
※この「114 - 123」の解説は、「山陽電気鉄道200形電車」の解説の一部です。
「114 - 123」を含む「山陽電気鉄道200形電車」の記事については、「山陽電気鉄道200形電車」の概要を参照ください。
- 114 - 123のページへのリンク