1. おやすみ Gute Nacht
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 01:54 UTC 版)
「冬の旅」の記事における「1. おやすみ Gute Nacht」の解説
冬の夜、失恋した若者は、恋人の住んでいる町から去っていく。若者は恋人とすごした春の回想にふけるが、今は冷たい雪に覆われた冬。若者は自分がただのよそ者であると感じ、あてもない旅に出ようとする。恋人の家の扉に「おやすみ」と書き残し、旅に出る。 「冬の旅」全曲の序曲ともいうべき曲。この若者が出ていくのは、恋人の住んでいる家からなのか、恋人が住んでいる家の前を通った時に「おやすみ」と記したのか、という点について、評論家の梅津時比古は、通りかかった時では長調に転調してからの「君の眠りを妨げないように/そっと、そっと扉を閉めよう」の意味がわからなくなるため、恋人の住む家から出ていく、と解釈している。
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