G-CSF
【概要】 顆粒球コロニー刺激因子。顆粒球とは好中球のこと。骨髄の中で好中球を増やすときに働くホルモン。成熟した好中球を血液の中に送り込む働きもある。遺伝子工学的な方法で薬剤として作られ市販されている。キリンはグラン、中外製薬はノイトロジン、協和発酵はノイアップという商品名。前2剤については「HIV感染症の治療に支障を来す好中球減少症」の治療に保険適応がある。
【効能】 エイズではAZT使用、カポジ肉腫や悪性リンパ腫に対して抗癌剤を使用、あるいはCMV感染症に対してガンシクロビルやバルガンシクロビルを使用した後に好中球数が減ったとき回復を早める。G-CSFを使うことで治療が継続できる。
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