D先験的観念論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 14:24 UTC 版)
「理想主義 (アイディアリズム)」の記事における「D先験的観念論」の解説
この立場では、Bにおけるような自然な状態においてではなく、客観的理想に照らして、人間主観が自然客観を認識しようとする。人間主観の活動によってはじめて自然客観は認識されうる。自然客観がどういうものかについては、現象的に把握できるが、その本質については究極的には把握できない(カント)。他流派からは、この立場は客観的理想の存在の証明はいかにして可能か、と批判される。
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