黒森トンネルとは? わかりやすく解説

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黒森トンネル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 09:09 UTC 版)

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黒森トンネル(くろもりトンネル)は、福島県郡山市から会津若松市に至る道路トンネルである。

概要

  • 全長:978m
  • 全幅(車道):11.75(6.5)m
  • 有効高:4.7m
  • 最急勾配 : 1.9%
  • 最小半径 : 1300m
  • 工法:NATM工法(上半先進ベンチカット工法)
  • 竣功:2003年9月[1]
  • 施工:陰山組・共立土建・昭和特定建設工事共同企業体
郡山市湖南町赤津から会津若松市湊町原にいたり、国道294号を通す。黒森峠を超える急勾配、急カーブの続く区間の解消のため、国道改築事業として1998年度より建設された。1999年3月29日に起工式が行われ、2002年11月1日に貫通、2003年11月30日に供用が開始された。総工費は38億円[2]
トンネルの上部には峠の鞍部が望める。旧道はヘアピンカーブが続き、歩道こそ整備されていなかったが、大型車の往来には十分な幅員を有していた。冬季閉鎖が行われる路線であったため、路線バスも運休をしていた。それ以前の旧会津本街道、白河街道時代はそのヘアピンカーブをショートカットし直登するコースであったため、上からロープが垂らされていたという。付近の勢至堂トンネルの開通とともに、県南地方と会津地方の連絡がより容易になった。

脚注

  1. ^ 現地銘板より
  2. ^ 福島県のトンネル 県中建設事務所 - 福島県土木部



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