黒森峠 (福島県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/19 10:23 UTC 版)
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黒森峠 (くろもりとうげ)は、福島県会津若松市と福島県郡山市の境界にある峠。国道294号が経由している。標高は630メートル。
概要
江戸時代、陸奥国会津郡若松と白河郡白河を結ぶ白河街道が経由していた。現在は国道294号が当峠を経由しており、黒森トンネルによって通過している。郡山市側は同市湖南町、会津若松市側は同市湊町に属している。猪苗代湖が数キロ北にあり、周辺には崎川浜や秋山浜などが存在している。
旧道
黒森トンネルが開通する以前の道は、峠の切り通しを通過した後、郡山市側をつづら折りで下って峠を越えていた[1]。現道は会津若松市湊町の高坂集落を通過しないため、旧道の一部は集落へのアクセス道路として利用されている。峠を含む残り区間は通行止めになっており、柵で封鎖されている。
現道
現在の国道294号は、2003年9月に開通した黒森トンネルを経由している。
道路施設
- 黒森トンネル
- 詳細は「黒森トンネル」を参照
- 高坂橋
- 会津若松市湊町大字原字高坂に位置し、一級水系阿賀野川水系日橋川(猪苗代湖)支流の原川を渡る。黒森峠バイパス工事に伴い架け替えられた。総工費は1億7630万円[2]。
脚注
- ^ 黒森峠[リンク切れ]
- ^ 福島県の橋梁 平成17年度版 (PDF) - 福島県土木部
関連項目
- 黒森峠_(福島県)のページへのリンク