鯛供養
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:29 UTC 版)
地元では、毎年1月に『鯛供養』が行われる。「鯛供養」とは網にかかったタイを供養するもの。両親閣妙蓮寺の「小湊妙の浦弁天祭」ともいわれるもので、タイのいる洋上に舟で出て、「南無妙法蓮華経」の題目(日蓮宗の読経)をささげるというもの。 また、ここの鯛は日蓮の化身とされ、地元では同海域の鯛を食せず、タイがエビ網などの網にかかっても生きていれば放流し、死んだ場合は漁協の冷凍庫で保存し、一定数になると誕生寺境内のタイ塚に埋葬する。昭和時代には「鯛のお葬式」も行われた。
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