鬼怒沼の植物群生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/25 02:14 UTC 版)
鬼怒沼は、周囲をシラビソ等に囲まれ、大小の池塘が存在する比較的湿潤な場所と、やや標高が高く、比較的乾いた場所がある。湿潤な区域には湿原の植物が多く、乾いた場所にはクロベやシラビソ等の木本植物が多い。 ミズバショウLysichiton camtschatcense: 湿原最奥部に数株のみ自生。尾瀬より1000m以上標高が高いため、花期は初夏。 キンコウカNarthecium asiaticum:湿原全体に自生し、夏に金色の花を咲かせる。 モウセンゴケDrosera rotundifolia:池塘周辺の湿潤な場所に、主にナガバノモウセンゴケが繁茂する。秋には紅色に紅葉する。 イワカガミShortia soldanelloides:夏にピンクの花を咲かせる他草紅葉として知られ、晩秋に濃紅色に紅葉する。
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