高気圧性の回転の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/01 18:29 UTC 版)
北半球の高気圧の場合は、空気塊は円を描きながら時計回りに循環している。このとき、気圧傾度力は気圧の高い部分から働く、すなわち外部に向かって働き、遠心力は円運動の外側、すなわち外部に向かって働き、そしてコリオリ力は流れの直角右向きに働くため内部に向かって働くことになる。よってこのことを式で表すと 1/ρ・ΔP/Δn(気圧傾度力)+V^2/r(遠心力)=fV(コリオリ力) となる。(記号概要は低気圧性の回転を参照)
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