高床板倉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/11 09:46 UTC 版)
発掘調査で発見される掘立柱建物は、1柱穴1柱がふつうなのだが、本建物では側柱穴に2本の柱痕跡が見つかった。これは、1本は床上まで伸びて桁・梁を支える通し柱、もう1本は床を支える添束(柱)と考えられるため、柱のあいだに板壁を落とし込む板倉で復元された。屋根は軒の出が短い切妻になっている。古代の文献では、郡衙正倉はこの板倉がもっとも多くなっている。
※この「高床板倉」の解説は、「平沢官衙遺跡」の解説の一部です。
「高床板倉」を含む「平沢官衙遺跡」の記事については、「平沢官衙遺跡」の概要を参照ください。
- 高床板倉のページへのリンク