高周波数帯での量子化ノイズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 02:02 UTC 版)
「Direct Stream Digital」の記事における「高周波数帯での量子化ノイズ」の解説
短所としては、まず「高周波数になるほど量子化ノイズが増える」というものがある。この特性によりSACDの製品化初期の頃、スーパーツイーターの焼損が頻発したため、現在では35kHz~45kHz程度のローパスフィルタを搭載した再生機器が一般的であり、100kHz以上は出力されない事が多い。なお、サンプリング周波数が非常に高いので、人間が聴取可能な周波数帯域という意味ではこの問題は感知されない。変換誤差や高調波ひずみが発生しやすいという点は回路設計上大きな課題となっている。
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