駿河問いとは? わかりやすく解説

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するが‐どい〔‐どひ〕【×駿河問い】

読み方:するがどい

江戸前期拷問法の一。被疑者の手足を後ろ回して一緒にくくり、背中に石をのせ、天井からつり下げてぐるぐる回すもの。駿府(すんぷ)の町奉行彦坂九兵衛始めたという。駿河問状(もんじょう)。


駿河問い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/04 21:06 UTC 版)

駿河問い(するがどい)とは、江戸時代に行われていた拷問の一種である。駿河問状(するがもんじょう)とも。

概要

元は江戸時代前期に駿府町奉行彦坂光正が考案したとされる拷問で、釣るし責めと呼ばれるものの一種。
後ろに廻した両手首と両足首を纏めて吊り上げ、背中にを載せて縄を捻って回転させるもの。
この責め苦を受けた者は手足の縄による締めつけ、捻じ曲げられた関節の痛み、そこに独楽のように回されることで生まれる回転の遠心力が加わって、頭と足に集中した血液が頭痛を引き起こし、毛細血管は破裂、鼻や口から血を噴き出したという。

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