駆動方式変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 21:04 UTC 版)
「小田原電気鉄道チキ2形電車」の記事における「駆動方式変更」の解説
1985年からはモハ2形に対して、台車の交換と同時に駆動方式の変更が行われた。これは、台車を東急車輛製造のTS-330A形に変更した上で、主電動機も東洋電機製造のTDK-8180A形に変更、駆動方式も中空軸平行カルダン駆動方式に変更するというもので、改造された車両では、台車に装備されたブレーキシリンダ等の部品が干渉するのを避けるため、側面の客室扉ステップ部分裾板が切り詰められていることが外観上での識別点である。まず同年にモハ110号が、1986年にはモハ109号が、1987年にはモハ108号とモハ111号について改造が行われた。モハ112号は1990年ごろに同様の改造が行われたが、1991年にはモハ111号とモハ112号は廃車となり、台車は2000形「サン・モリッツ号」の第2編成に流用された。
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