駆動・回転翼系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 10:11 UTC 版)
「UH-1N ツインヒューイ」の記事における「駆動・回転翼系統」の解説
2基のプラット・アンド・ホイットニー・カナダ PT6 ターボシャフトエンジンの2本のタービン出力は、PT6T-3/T400 ターボツインパックによって1本のローターシャフトへまとめて出力され、UH-1Nのメインローターを駆動する。それらは最高1,342kW(1,800shp)を生み出す。たとえ片方のエンジンが停止しても、残されたエンジンが30分間なら671kW(900shp)の力を、最大荷重下での巡航継続が求められる状況なら571kW(765shp)の力を発揮できる。 アメリカ海兵隊(USMC)は保有する多数のUH-1Nに対して、飛行中の安定性を保つためにローターヘッドにサーボ入力を与える安定制御増大システム(Stability Control Augmentation System)を加える改修を施した。この近代化改修では、コンピュータ・システムが安定性を保つことで、メインローターヘッド頂部でジャイロとして働いていたスタビライザーバー(Stabilization Bar)を取り外すことになった。
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