飛行機曳航
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 03:20 UTC 版)
グライダーの飛行機曳航は、通常は単発の軽飛行機が行うが、モーター・グライダーも曳航することを許されている。曳航機は、グライダーを必要な高度まで上昇させ、グライダーのパイロットがそこで曳航索を離脱する。曳航索には弱いリンクが組み込んであり、急加重がかかるとそこが切れ、曳航中の機体にダメージを及ぼさない。 曳航中のグライダー・パイロットは、曳航機に対して上下いずれかの位置をとる。「ロウ・トウ」(低位置曳航)は曳航機の後流の下、「ハイ・トウ」(高位置曳航)は後流の上の位置で、オーストラリアでは通常はロウ・トウ、アメリカとヨーロッパではハイ・トウを使う。まれに、1機の曳航機が2機のグライダーを曳航することもあり、そのときは短い曳航索でハイ・トウ、長い曳航索でロウ・トウを行う。
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