鞭毛の構成要素とタンパク質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 00:27 UTC 版)
細胞膜 鞭毛の表面は細胞膜である。さらにその外側に、種々の修飾構造を持つ生物もいる(後述)。 微小管中心微小管(中心対微小管、central pair) 周辺微小管(二連管、doublets)A小管:やや内側に位置する小管。スポークと接する。 B小管:やや外側に位置する小管。 微小管は、α-チューブリンとβ-チューブリンが交互に並んで構成された13本の繊維から成る構造である。真核生物特有の構造で、原核生物には存在しない。 ダイニン(dynein)ダイニン外腕 ダイニン内腕 ネキシン(ネキシンリンク、nexin) スポーク(ラジアルスポーク) キネシン(kinesin):モータータンパク質。鞭毛内輸送(IFT; intraflagellar transport)に関与する。 ここに列挙した構造やタンパク質は一例で、実際にはさらに多くの要素を含む。
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