非プロトン性溶媒の共通する性質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 13:51 UTC 版)
「プロトン性溶媒」の記事における「非プロトン性溶媒の共通する性質」の解説
溶媒は水素結合を受け入れられる 溶媒は酸性水素を持たない 溶媒は塩を溶解する 基準は相対的かつ非常に定性的である。非プロトン性溶媒については、ある範囲の酸性度が認められる。塩を溶解する能力は、塩の性質に強く依存する。 一般的な非プロトン性極性溶媒は、グリニャール試薬やn-ブチルリチウムのような強塩基には使用できない。これらの試薬は、ニトリル、アミド、スルホキシド等ではなく、エーテルを要する。テトラヒドロフランはエーテルであると同時に非プロトン性極性溶媒としての性質を持ち、グリニャール試薬の溶媒としてジエチルエーテルと並んでよく使われる。
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