雷電 (能)とは? わかりやすく解説

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雷電 (能)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/17 13:49 UTC 版)

雷電』(らいでん)は、能楽作品のひとつ。菅原道真大宰府に左遷され憤死、死後となって内裏に祟ったというエピソードをもとに構成された能である。『太平記』、『北野天神縁起絵巻』などに取材しており、後世の歌舞伎菅原伝授手習鑑』にも影響を与えたとされる[3]。別称『妻戸』(つまど)。


  1. ^ 佐成謙太郎『謡曲大観第5巻』p3331
  2. ^ 佐成謙太郎『謡曲大観第5巻』p3332
  3. ^ 日本芸術文化振興会 文化デジタルライブラリー 菅原伝授手習鑑に雷電が菅原伝授手習鑑に影響したとの記載がある。
  4. ^ 以下弱い強調<通常は斜体で表示される>でしめした部分は、謡曲本文の引用である。なお引用にあたってはおもに参考文献にあげた『謡曲大観』を参照しているが、漢字変換、句読点のうちかた等は、執筆者独自のものである。また現代語訳は執筆者が行った。
  5. ^ 作品の上では法性坊すなわち尊意が、菅原道真の幼少期からの師ということになっているが、尊意は道真より21歳年下である。能作者が参照したと思われる太平記第十二にも、尊意が道真の幼少期からの師であるという記載はなく、この部分は能作者の創案であろう。


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