雷による光核反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 03:39 UTC 版)
雷は光核反応(原子核反応)の引き金になり得るとされている。2017年2月6日 17:34:06、柏崎にて、落雷の35秒後に 0.511 MeVの対消滅ガンマ線が観測されており、これが陽電子と電子が衝突し電子対消滅した時に放出された対消滅ガンマ線だと解釈されている(対消滅ガンマ線と誤認される他の可能性として環境バックグラウンドの輝線があるが、天然放射性核種 208Tl(0.583 MeV) や 214Bi (0.609 MeV)と明確に区別され、かつ、大気中での「対生成」で陽電子が発生した場合では落雷との時間差から区別される)。
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