集水域の定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 20:24 UTC 版)
非都市用タンクモデル及び都市用タンクモデルは1kmメッシュごとに計算するが、実際の流出量は一定範囲の集水域を対象として250mメッシュごとに算出する。なお、集水域は次のように定義される。 対象領域は半径1kmの円の範囲内で定義する。 100mメッシュ標高を用いて、該当メッシュの集水域を定義する。具体的には,該当メッシュと周辺メッシュの標高差から上流メッシュを特定し、特定した上流メッシュについて周辺メッシュとの標高差からさらにその上流を特定する。これを繰り返すことで上流メッシュを追跡探索し、最終的に半径1kmの円の範囲内にある上流メッシュを集水域と定義する。 集水域と定義されたメッシュについて、100mメッシュ土地利用データから都市メッシュ(建物用地、道路、鉄道)と非都市メッシュ(田、その他農用地、森林、荒地、ゴルフ場、その他用地)のいずれかに分類する。 該当250mメッシュを含む1kmメッシュ及びその1km メッシュに隣接する8つの1kmメッシュのそれぞれに対し、集水域の都市メッシュ数と非都市メッシュ数を算出する。
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