防火区画が必要な建築物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/02 02:09 UTC 版)
建築基準法では、防火区画を要求しているのはあくまで、準耐火建築物と耐火建築物だけである。逆に言えば、準耐火でも耐火でもない建築物には防火区画は不要ということになる。 これは一見、奇妙な規定に見えるが、法律では先に、建物の用途や面積によって「準耐火ないし耐火にしなければならない建築物」を定めており、防火区画はあくまで、「準耐火ないし耐火として認めるための技術基準」と捉えるのが正しい。 従って、「防火区画が必要な建物」と「準耐火ないし耐火にしなければならない建築物」とは、一部の例外(面積や階数が少ないために防火区画が不要なもの)を除けば全く同義である。
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