関連の否定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 21:40 UTC 版)
間もなく、この事件の公判が開かれ、早速、事件と『必殺仕置人』との関連が争点となった。つまり、同番組を見て犯行にいたったのか、そうであれば罪は軽減されるのかということである。公判で被告人となったAは、「俺は、テレビ番組に影響されるような安易な人間ではない。馬鹿にするな」と発言。結果、『仕置人』と事件との関連は否定されたものの、影響は大きかった。 『仕置人』の放送期間の延長話は立ち消えとなり、番組の内容も路線修正が行われ、シリーズ第3作『助け人走る』は、ソフトな内容の時代劇として、「必殺」のタイトルを外して放送されることとなった。また、第4作のタイトルは『暗闇仕留人』であり、「必殺」の名が復活するのは第5作『必殺必中仕事屋稼業』からとなる。 なお、被告人が事件を起こした日に放送されたのは第7話「閉じたまなこに深い渕」であるが、同話は登場人物がいきなり殺害されるといったストーリーではない。
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