関西大学構内内ゲバ殺人事件とは? わかりやすく解説

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関西大学構内内ゲバ殺人事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/18 08:51 UTC 版)

関西大学構内内ゲバ殺人事件(かんさいだいがくこうないうちゲバさつじんじけん)は、1971年(昭和46年)12月4日大阪府吹田市で発生した日本の新左翼内ゲバ殺人事件。革マル派のメンバーが中核派のメンバー2名を殺害した。

概要

1971年12月3日、革マル派関西共闘会議は、拠点校の大阪経済大学学生会館において大学の授業料値上反対闘争の戦術会議を開催し、関西大学でステッカー貼りやビラを配布する事と、対立する中核派の襲撃に備えて「突撃隊」を編成する事を決定した。

翌日12月4日午前3時、革マル派の「突撃隊」は阪急電鉄で関西大学千里山キャンパスに向かい「突撃隊」が警備する中、構内でステッカー貼りを敢行した。午前6時、中核派はこれを発見し、ただちに革マル派のメンバーを襲撃した。しかし革マル派の「突撃隊」が応戦したため、数的劣勢な中核派は退却した。

中核派メンバーのSとTが逃げ遅れて革マル派に捕まり、鉄パイプで撲殺された。

参考文献

  • 警備研究会編『極左暴力集団・右翼101問(改訂)』立花書房、2000年
  • 警備研究会編『わかりやすい極左・右翼・日本共産党用語集(改訂)』立花書房、2001年




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