関西アーバン銀行・近畿大阪銀行・みなと銀行の3行での経営統合
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「関西アーバン銀行」の記事における「関西アーバン銀行・近畿大阪銀行・みなと銀行の3行での経営統合」の解説
2017年2月20日、中間持株会社にぶら下がる形で、関西アーバン銀行・近畿大阪銀行・みなと銀行の3行での統合を検討していることが明らかになった。2017年2月25日には、日本経済新聞において、「三井住友フィナンシャルグループとりそなホールディングスは系列の関西の地銀3行を来春に経営統合することで大筋合意した。」とする記事が掲載された。 2017年3月3日、りそなホールディングス、三井住友フィナンシャルグループ、近畿大阪銀行、関西アーバン銀行及びみなと銀行は、近畿大阪銀行、関西アーバン銀行及びみなと銀行の経営統合に関し基本合意に至ったことを発表した。関西アーバン銀行及びみなと銀行の三井住友フィナンシャルグループ傘下の2行と、りそなホールディングスの完全子会社である近畿大阪銀行がぶら下がる形で新たな金融持株会社をつくる。金融持株会社は、りそなホールディングスの連結子会社となり、三井住友フィナンシャルグループの持分法適用会社となる。 2017年9月26日、この統合計画について三井住友フィナンシャルグループ、りそなホールディングス、近畿大阪銀行、関西アーバン銀行及びみなと銀行の間で最終合意に至ったこと並びに新社名を関西みらいフィナンシャルグループとすること、今後段階を踏んで経営統合・システム統合並びに近畿大阪銀行及び関西アーバン銀行の会社合併を行うことが公表された。 2017年11月14日、関西みらいフィナンシャルグループが設立された。2018年2月20日、りそなホールディングスが株式公開買付けの結果、議決権所有割合ベースで株式の15.07%を取得、三井住友銀行は親会社でなくなり、その他の関係会社となった(三井住友フィナンシャルグループは2018年3月30日に親会社からその他の関係会社に変更)。同日、三井住友銀行が保有していた第一種優先株式も全てりそなホールディングスに譲渡された。 2018年4月1日、関西みらいフィナンシャルグループと株式交換を行い、同社の完全子会社となるとともに、関西アーバン銀行に代わって関西みらいフィナンシャルグループが東京証券取引所に上場した。
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