開催指導員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 09:12 UTC 版)
選手の中には開催指導員という肩書を持つ者もいる。これは主にベテランの選手の中から競輪場毎に1名ずつ選ばれるもので、当該競輪場の本場開催の際に必ず競輪場に詰め、毎レースの様子を確認すると共に、審判の判定に不服を持つ選手への説明を行うなど、選手と主催者の間の仲介役を務める。そのため競輪場には必ず指導員の控室が設けられており、選手への説明用に審判カメラの映像を見るためのモニター等が設置されている。その代わり、開催指導員となった選手は原則として当該競輪場での開催に出走することはない。ただし、当該競輪場とは直接関係のない施行者の主催による借り上げ開催の場合(ミッドナイト競輪などでよく見られる)、他の選手が開催指導員を務める場合には例外的に出走できることもある。 なお、開催指導員は現役選手に限らず、現役を引退した元選手が務めることもある。
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