長崎工場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 07:10 UTC 版)
倒産した川南工業の長崎造船所を1965年に購入して発足した。当初は漁船や1万トン級の貨物船を建造していたが、1973年の船台拡張以降は大型ばら積み貨物船、パナマックスタンカーなどを建造した。造船不況による設備削減で、1980年1月に閉鎖が決定、工場の一部は林兼船渠として独立して存続し、残りは特定船舶製造安定事業協会が買い上げた後、三菱長崎機工および中田組(現ナカタ・マックコーポレーション)に継承された。1992年、林兼船渠が台湾のエバーグリーン・グループに買収され、長栄造船となる。2004年に福岡造船に売却され、同社の長崎工場となった。
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