鍾繇の書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 09:19 UTC 版)
書家としても、小楷の書法でその名を残しており、隷書と行書に巧みであった。楷書が特に有名であるが、三国時代には楷書という言葉がなく、後世の書家によって楷書に当てはめられたものであり、隷書と楷書の中間のような書体である。これを「鍾繇体」という。鍾繇の楷書は、書聖王羲之をはじめ非常に多くの書家が学んでおり、現代でもよく学ばれている。 作品には、『急就章』・『薦季直表』・『宣示表』・『賀捷表』・『墓田丙舎帖』・『上尊号奏』などがある。
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