錯体の形成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/20 08:21 UTC 版)
「エチレンジアミン四酢酸」の記事における「錯体の形成」の解説
EDTAはキレート剤であり、Ag+、Ca2+、Cu2+、Fe3+、Zr4+ などのそれぞれ1価、2価、3価、4価の金属イオンとキレート錯体を形成する(キレート結合)。特にカルシウム、銅、鉄(3価)、コバルト(3価)とは強く結合する。この特性を利用してキレート滴定に広く使われている。EDTAは4つのカルボン酸と2つの3級アミンを持つため、酸塩基反応にも利用される。
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