銚子塚古墳_(佐賀市)とは? わかりやすく解説

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銚子塚古墳 (佐賀市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/23 02:58 UTC 版)

銚子塚古墳

墳丘全景(手前に後円部、左奥に前方部)
所在地 佐賀県佐賀市金立町大字金立2355
位置 北緯33度19分4.33秒 東経130度17分59.40秒 / 北緯33.3178694度 東経130.2998333度 / 33.3178694; 130.2998333座標: 北緯33度19分4.33秒 東経130度17分59.40秒 / 北緯33.3178694度 東経130.2998333度 / 33.3178694; 130.2998333
形状 前方後円墳(柄鏡式)
規模 墳丘長98m
高さ8m(後円部)
埋葬施設 (推定)竪穴式石室
築造時期 4世紀
史跡 国の史跡「銚子塚古墳」
地図
銚子塚古墳
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銚子塚古墳(ちょうしづかこふん)は、佐賀県佐賀市金立町にある古墳。形状は前方後円墳。国の史跡に指定されている。

概要

墳頂にある忠魂碑

佐賀市北部、標高15メートルの微高地上に築かれた古墳である[1]。墳形は前方部が発達しない「柄鏡式」の前方後円形で、東西方向を墳丘主軸とし、前方部を西方に向ける[2]。墳丘は後円部が3段築成、前方部が2段築成[1]。墳丘外表では、後円部で葺石が認められる[1]。墳丘周囲には、墳形に合わせた幅16-28メートルの周濠が巡らされている[2]。埋葬施設は明らかではないが、竪穴式石室と推定される[1]。そのほかに出土品としては、6個体以上の土師器壺がある[1]。以上から、築造時期は古墳時代中期初頭の4世紀末頃と推定される[1]

古墳域は1978年昭和53年)に国の史跡に指定されている[3]

墳丘

墳丘の規模は次の通り[1]

  • 墳丘長:98メートル
  • 後円部 - 3段築成。
    • 直径:58メートル
    • 高さ:8メートル
  • 前方部 - 2段築成。
    • 幅:32メートル
    • 高さ:4.6メートル

文化財

国の史跡

  • 銚子塚古墳 - 1978年(昭和53年)3月11日指定[3]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g 銚子塚(佐賀市地域文化財データベースサイト「さがの歴史・文化お宝帳」)。
  2. ^ a b 史跡説明板。
  3. ^ a b 銚子塚古墳 - 国指定文化財等データベース(文化庁

参考文献

外部リンク




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