鉄道以外の三弦トラス橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 02:12 UTC 版)
三弦トラスは小断面のため水管橋に多用されているが、道路橋や人道橋としても存在している。1972年(昭和47年)5月完成の三ツ石橋が高知県大川村の早明浦ダム湖に架かるが、逆三弦トラスとして上弦材2本、下弦材1本の道路橋も存在する。その代表的なものとして、青森県西目屋村の目屋ダムのダム湖にかかる上路式トラスの川原平橋があった。その最期も三弦橋と同じで、津軽ダムの建設に伴い水没することとなったが、こちらは解体され現存しない。また人道橋としては逆三弦の中路橋であるあやとり橋(石川県加賀市)が観光名所となっているほか、秋田県大舘市の米代川にかかる長坂橋は逆三角形の上路式トラスで、元は花岡鉱山の鉱滓ダムから浅内鉱滓堆積場までを結ぶ鉱滓輸送管用の橋を周辺住民の要望により歩行者水管併用橋としたもので、鉱山の閉山に伴い輸送管は撤去された。
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