金沢検車区とは? わかりやすく解説

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金沢検車区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/04 01:23 UTC 版)

金沢検車区
基本情報
日本
所在地 神奈川県横浜市金沢区泥亀1丁目
北緯35度20分11.22秒 東経139度37分14.12秒 / 北緯35.3364500度 東経139.6205889度 / 35.3364500; 139.6205889
鉄道事業者 京浜急行電鉄
帰属組織 鉄道本部 車両部
最寄駅 金沢文庫駅金沢八景駅
管轄路線 京急大師線を除く全線
管轄車両 1500形(6両編成)、2100形1000形[1]
車両基地概要
敷地面積 約43,120 m2[2]
留置線本数 7本
検査線本数 月検査線 1本
検査線 1本
列車検査線 3本
洗浄線本数 3本
車両洗浄装置 1基
その他設備 整備庫線(修繕線) 1本ほか
最大収容両数 239両[2]
配置両数 256両
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金沢検車区(かなざわけんしゃく)は、横浜市金沢区泥亀1丁目にある、京浜急行電鉄車両基地である。

かつては工場(金沢工場)も存在したが、川崎工場と共に久里浜工場(現・京急ファインテック久里浜事業所)へ統廃合された。

概要

主な業務は、列車検査と月検査、車両清掃等である[1]

月検査は配置車両のうち、8両編成と4両編成の1000形の一部の検査を行っている[1]。当検車区所属の6両編成の1500形と1000形、4両編成の1000形の一部は新町検車区で月検査を実施している[1]久里浜検車区は車両配置があるが、月検査を行っていないため、同検車区所属車両の月検査はすべて当検車区で実施している[1]

配置車両

2024年4月1日現在、256両が配置されている[1]

  • 2100形:24両(8両×3編成)
  • 1000形:196両(8両×6編成、6両×12編成、4両×19編成)
  • 1500形:36両(6両×6編成)

この他、1500形デハ1706(2012年に発生した土砂崩れ列車脱線事故で廃車になった被災編成のうち、最も損傷が少なかった1両)が、脱線事故復旧訓練施設の訓練車として使用されている[3]

歴史

  • 1999年(平成11年)7月31日:車庫線のうち1線が下り線(副本線)と併用になる。
  • 2021年(令和3年):京急1000形20・21次車(1890番台)に同社初の列車便所を設けた関係上、金沢検車区に汚物処理施設を設置[4]

周辺

脚注

  1. ^ a b c d e f 交通新聞社『鉄道ダイヤ情報』2024年8月号シリーズ車両基地 Vol.112「京浜急行電鉄 金沢検車区」pp.64 - 71。
  2. ^ a b 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』2017年8月臨時増刊号特集「京浜急行電鉄」pp.48 - 51。
  3. ^ 2021年「鉄道事故復旧訓練」の実施について - 京浜急行電鉄 2021年11月11日
  4. ^ とれいん2021年7月号「MODELERS FILE 京浜急行電鉄 新1000形1890番代 京急電鉄初 デュアルシート・トイレ装備車

参考文献

関連項目




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