新町検車区とは? わかりやすく解説

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新町検車区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/03 02:05 UTC 版)

新町検車区
新町検車区 (2009年11月7日)
基本情報
所在地 神奈川県横浜市神奈川区東神奈川二丁目
鉄道事業者 京浜急行電鉄
帰属組織 鉄道本部 車両部
最寄駅 神奈川新町駅
管轄路線 京浜急行線全線
管轄車両 1500形(6両編成)、1000形600形(4両編成)、
デト11・12形事業用車
デト17・18形(事業用車)[1]
開設 1953年(昭和28年)11月1日
車両基地概要
敷地面積 46,940 m2[2]
留置線本数 7本[2]
検査線本数 5本
(6両長3本、8両長2本)[2]
洗浄線本数 3本
車両洗浄装置 1基
その他設備 修繕線 1本
車輪転削線 1本[2]
最大収容両数 198両[2]
配置両数 250両
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新町検車区(しんまちけんしゃく)は、神奈川県横浜市神奈川区東神奈川二丁目にある京浜急行電鉄車両基地である。

京急本線神奈川新町駅および東日本旅客鉄道(JR東日本)鎌倉車両センター東神奈川派出所に隣接している。

概要

主な業務は、列車検査と月検査、車両清掃等である。月検査は後述の配置車両のうち、6両編成と4両編成、事業用車の検査を行っている[1]。1500形6両編成の一部と8両編成の1000形は金沢検車区で月検査を実施している[1]。逆に金沢検車区所属の6両編成の1500形と6両編成の1000形、4両編成の1000形の一部は当検車区で月検査を実施している[1]

また検車区では唯一車輪旋盤も行っている。金沢検車区にある汚物処理施設は設置されていない。

所属係員が品川駅に常駐し、本線上での故障に備えている。

設備

車両洗浄機(2009年6月14日)
  • 敷地面積:46,940 m2 [2]
  • 収容能力:198両 [2]
  • 月検査線 3本 [2]
  • 列車検査線 2本 [2]
  • 修繕線 1本 [2]
  • 洗浄線 3本
  • 車輪転削場 [2]

沿革

  • 1953年(昭和28年)11月1日 - 新町検車区開設。
  • 1964年(昭和39年)2月16日 - 川崎検車区廃止に伴い、空港線・大師線車両の検査も実施するようになる。

その後、輸送力増強に伴う設備増強や改修工事を何度か実施している。

配置車両

2024年4月1日現在、250両が配置されている[1]

脚注

  1. ^ a b c d e 交通新聞社『鉄道ダイヤ情報』2024年8月号シリーズ車両基地 Vol.112「京浜急行電鉄 金沢検車区」pp.64 - 71。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』2017年8月臨時増刊号特集「京浜急行電鉄」pp.48 - 51。

参考文献

関連項目




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