京浜急行電鉄車両管理区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/28 10:56 UTC 版)
京浜急行電鉄車両管理区 (久里浜工場・久里浜検車区) |
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基本情報 | |||||
所在地 | 神奈川県横須賀市舟倉2-4-1(久里浜工場) 久里浜検車区は2-4-2 |
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座標 | 北緯35度14分32秒 東経139度41分50秒 / 北緯35.2422度 東経139.6971度座標: 北緯35度14分32秒 東経139度41分50秒 / 北緯35.2422度 東経139.6971度 | ||||
鉄道事業者 | 京浜急行電鉄 | ||||
帰属組織 | 鉄道本部 車両部 | ||||
最寄駅 | 久里浜線京急久里浜駅または北久里浜駅 | ||||
管轄路線 | 京急大師線を除く全線 | ||||
管轄車両 | 1500形、600形、2100形、1000形 デト17・18形(事業用車) |
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開設 | 久里浜工場:1963年(昭和38年)11月1日[1] 久里浜検車区:1990年(平成2年)3月29日[2] |
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車両基地概要 | |||||
敷地面積 | 久里浜工場:97,484 m2 [3] 久里浜検車区:30,038 m2 [3] 久里浜工場信号所を含む総面積は127,522 m2 [3] |
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留置線本数 | 久里浜工場:7本 久里浜検車区:12本[3] |
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検査線本数 | 久里浜工場:4本 久里浜検車区:3本[3] |
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洗浄線本数 | 2本(久里浜検車区)[3] 車両洗浄機 1基 |
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その他設備 | 試験線(試運転線) 1本 その他 2本(久里浜工場)[3] |
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年間検修能力 | 最大600両(久里浜工場)[4] | ||||
最大収容両数 | 228両(久里浜検車区) | ||||
配置両数 | 290両(久里浜検車区) | ||||
備考 | 久里浜工場と久里浜検車区を含むデータ | ||||
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京浜急行電鉄車両管理区(けいひんきゅうこうでんてつしゃりょうかんりく)とは神奈川県横須賀市舟倉にある京浜急行電鉄の車両基地である。
概要
京急ファインテック久里浜事業所の留置線を活用して設置された。そのため、久里浜事業所、久里浜工場信号所と隣接している。
他の検車区とは別の扱いの組織となっている[5]。
久里浜検車区の主な業務は列車検査、車両清掃等である。車両配置はあるが、月検査は行っていないため、同検車区所属車両の月検査はすべて金沢検車区で実施している[6]。
構内
京急久里浜線の京急久里浜駅 - 北久里浜駅に位置する[3]。久里浜線を挟んだ北側に久里浜工場、南側に久里浜検車区がある[3]。
久里浜工場は西側から入出場検査場(2 - 5番線)、主工場建屋、車両移動用トラバーサーを挟み、塗装工場、特修工場などから構成される[3]。構内北側には約1 km長の試験線(試運転線)がある[3]
配置車両
2024年4月1日現在、290両が配置されている[7]。営業車両は全て8両となっている。
沿革
脚注
- ^ a b 京浜急行電鉄『京浜急行電鉄百年史』p.659。
- ^ a b 京浜急行電鉄『京浜急行電鉄百年史』p.673。
- ^ a b c d e f g h i j k 日本鉄道車両機械協会『車両と機械』1990年11月号「最近の車両基地の動向 - 京浜急行電鉄(久里浜) - 」pp.31 - 35。
- ^ a b 京浜急行電鉄『京浜急行電鉄百年史』p.260。
- ^ 京急電鉄:組織図
- ^ 交通新聞社『鉄道ダイヤ情報』2024年8月号シリーズ車両基地 Vol.112「京浜急行電鉄 金沢検車区」pp.64 - 71。
- ^ 交友社『鉄道ファン』2024年8月号(通巻760号)付録「大手私鉄車両ファイル」。
参考文献
- 日本鉄道車両機械協会『車両と機械』1990年11月号「最近の車両基地の動向 - 京浜急行電鉄(久里浜) - 」
関連項目
- 京浜急行電鉄車両管理区のページへのリンク