速力試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 00:42 UTC 版)
エンジン出力を段階的に変化させ、その時の船の速度を計測する試験。一定の距離を舵を切らずに直線で通過し速度を計測する。風や潮流の影響を排除するため、同一区間を数往復し、その平均をとる。1960年代までは1海里の間隔で設置された標柱(東京湾口の館山沖など)の間を直進してその通過時間から速力を求めていた。海上交通の混雑が激しい現在では任意の地点で直線航行し、航跡記録から速力を求める方式が主流となっている。
※この「速力試験」の解説は、「海上公試」の解説の一部です。
「速力試験」を含む「海上公試」の記事については、「海上公試」の概要を参照ください。
- 速力試験のページへのリンク