通明殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 21:43 UTC 版)
宝物第818号。通明殿は王妃の生活空間として宴会を開いたりした所である。1484年(成宗15年)に建てられたが、文禄・慶長の役の際に焼失、1616年(光海君8年)に再建されたが、その後何度か火事があり、現在の建物は1834年(純祖34年)に再建されたもので、懸板は純祖の字である。通明殿は昌慶宮の内殿建物の中で規模が大きく、飾りが派手で、内殿を代表する建物であり、四隅に軒をめぐらした八作屋根に軒を支える栱包は3枚の羽模様の翼工様式の家で、屋根に棟のないのが特徴である。前面には長く整えた石を高く広く積んだ月台を置いて格式を高め、西側には池と石橋などを置いて周囲の空間も美しく整えている。
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