近畿財務局職員の遺族による提訴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:18 UTC 版)
「森友学園問題」の記事における「近畿財務局職員の遺族による提訴」の解説
2020年3月、自ら命を絶った近畿財務局職員・赤木俊夫の妻が、国と佐川宣寿元財務省理財局長を提訴した。また同職員の手記や遺書が公開された。国側は当初請求棄却を求めて争っていたが、2021年12月15日、主張を一変させ国家賠償請求を認め「認諾」し遺族に1億700万円支払うことを決めたため、国との民事裁判は終結した。赤木俊夫の妻は突然の訴訟終結について「不意打ちで、お金を払って済む問題ではない。こんな形で訴訟が終わって悔しい」と憤った。佐川は、国家賠償法上、公務員個人の職務上の行為は国が賠償責任を負うとして争っており、裁判は継続している。
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