近年の硯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/11 09:07 UTC 版)
以上の他、近年出回っている硯としては次のようなものがある。 墨磨り機用の丸形セラミック硯 人造硯 - 石粉をセメントによって固めたものや、石粉をプレス機で固め焼き入れしたもの(学童用として作られた)があるが、特に後者は砥石と同程度に軟らかいため、墨汁を用いる分には良いが、墨を磨れば硯も擦れて溝となってしまうので、墨との相性は悪い。 プラスチック製の硯 - 軽量化のために作られたもので、現在学童用として普及している。こちらも墨汁を用いる分には良いが、プラスチックのままだと墨を磨るのに適しているとは言い難く、研磨剤を混入させて墨を磨れるように加工しているものなどもあるが、それでも非常に軽いので左手でしっかり押さえておかないと墨が磨れない。
※この「近年の硯」の解説は、「硯」の解説の一部です。
「近年の硯」を含む「硯」の記事については、「硯」の概要を参照ください。
- 近年の硯のページへのリンク