辰狐と天狐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 03:04 UTC 版)
13世紀以後、日本で深まっていった荼枳尼(ダキニ)に対しての信仰などで使われていった「辰狐」(しんこ)という狐に対する名称・尊称について、中村禎里は「辰」の字には龍神・天体(星辰)の意味合いが含められており、三類形を通じて悪のイメージがついていった「天狐」という言葉を避けた結果、「辰狐」という言葉がつけられはじめたのではないかと考察している。狐と荼枳尼・稲荷神との習合は、室町・江戸時代以降の神獣としての狐や辰狐・天狐のイメージに大きく影響を与えている。
※この「辰狐と天狐」の解説は、「天狐」の解説の一部です。
「辰狐と天狐」を含む「天狐」の記事については、「天狐」の概要を参照ください。
- 辰狐と天狐のページへのリンク