車検の方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 06:54 UTC 版)
車両の整備および車検は法律的には車両の使用者が自ら行うことになっているが、実際には、 定期点検整備と検査をディーラーを含む自動車整備事業者に任せるディーラーに持ち込むことは「ディーラー車検」とも呼ばれる 利用者自らが運輸支局などに車を持ち込んで車検を受ける(ユーザー車検) 検査を業者に代行してもらう(車検代行) などがある。 厳密には定期点検整備は車検とは別なので、車検を通した後にまわすこともできる(前検査・後整備)。検査を受けるためには、有効な地方税の自動車税納付証明書ないしは軽自動車税納付証明書とその時点で有効な自動車損害賠償責任保険証が必要になる。検査の際には自動車損害賠償責任保険の更新、自動車にかかる税金(中央税の自動車重量税)の納付なども合わせて行う。検査に合格すると、有効期間満了日を記載した前面ガラス(オートバイとトレーラーはナンバープレート)に貼る検査標章(ステッカー)と自動車検査証(車検証、予備検査の場合は予備検査証)を受け取り、完了となる。 なお、駐車違反などで放置違反金を滞納して公安委員会による督促を受けたにもかかわらず納付していない場合には検査に合格しても車検証を交付されずその車両を運行できない。
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