足利義政の截香
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 05:47 UTC 版)
『蔭凉軒日録』によれば、寛正6年(1465年)9月24日に、足利義政が東大寺にて受戒し、西室にて宝物を拝見したとある。さらに『東大寺三倉開封勘例』には「室町殿、当寺にて宝物を御覧、御香を召し上げらる」と記されており、義満、義教の先例に倣っていたことが分かる。この際の詳細として「1寸角を2個切り出して1つを後土御門天皇に献上し、もう一つを義政が受け取る。また5分角を1個切り出し東大寺別当の公恵に献じた」と記されている。
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