貿易風帯の性質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 09:27 UTC 版)
貿易風は大洋上を赤道方向へ向かっている、空気は自分自身より暖かい水域に向かって流れるため、水面付近を流れる貿易風は下から顕熱、潜熱を供給され、不安定となって対流性の雲(貿易風積雲)ができる。一方、亜熱帯高気圧により沈降性逆転が生じているため対流雲の成長はその下の湿潤層に留まり、雲頂は低く、夏の夕立のようなかなとこ雲が発生することは稀である。
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