費仲(ひ ちゅう)、尤渾(ゆう こん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 03:49 UTC 版)
「殷周伝説」の記事における「費仲(ひ ちゅう)、尤渾(ゆう こん)」の解説
殷の諫大夫(間違いを諌める役目の家臣)。紂王の機嫌ばかり取り、今まで間違いを諌めたことがなかったため、忠臣からは嫌われている。紂王に天女に相当する100人の美女を各領地から徴収することを提案するが、商容が紂王を諌めたために布告は取り消され、商容と黄飛虎から厳重注意を受ける。しかし費仲は自身らに賄賂を差し出さない蘇護に恩を売って頭が上がらないようにすべく、妲己を後宮に迎えるよう紂王に進言する。目論見は外れ蘇護はまったくなびかなかったが、その後は妲己に取り入り、数々の悪辣な計略を巡らし、紂王に進言するようになる。後に聞仲の命で西岐討伐の軍に加わり、岐山の麓の急激な気候の変化に順応できず凍死する。
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