豊島正之とは? わかりやすく解説

豊島正之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 02:18 UTC 版)

豊島 正之(とよしま まさゆき、1955年10月 - )は、日本言語学者。専門は中世日本語文献学北海道大学助教授・東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授、上智大学文学部教授を経て、上智大学名誉教授。

キリシタン資料の研究で知られるほか、JIS X 0208:1997、JIS X 0213:2000のふたつの文字コードでは規格制定委員を務め、『言語学大辞典』や『国語学』(国語学会学会誌)、漢字規範データベース等、各種データベースの電子化などにとり組んでいる。

略歴

研究業績

  • 1982年 「初期キリシタン文献の文語文に見える「ともに」について」『国語と国文学』59 (2)
  • 1984年
    • 「「ぎやどぺかどる」の巻末字集に就て」『国語と国文学』61 (1)
    • 「『開合』に就て」『国語学』136
  • 1987年 『キリシタン版ぎやどぺかどる: 本文・索引』清文堂
  • 1995年 「ロドリゲス文典の音声記述: 自筆写本類を資料として」『築島裕先生古稀記念国語学論集』汲古書院
  • 2001年 「解説」尾原悟編『ぎやどぺかどる』キリシタン研究38、教文館
  • 2002年 「キリシタン文献の漢字整理について」『国語と国文学』79 (11)
  • 2005年 「言語普遍の系譜」真島一郎編『だれが世界を翻訳するのか』人文書院
  • 2006年 「国字本キリシタン文献のimpositionに就て」『訓点語と訓点資料』 119
  • 2009年 「キリシタン版の文字と版式」小宮山博史・府川充男編『活字印刷の文化史』勉誠出版
  • 2010年 「前期キリシタン版の漢字活字に就て」『国語と国文学』87 (3)
  • 2011年 『ひですの経』八木書店 折井善果・白井純と共著
  • 2012年 『天草版ラテン文典』八木書店 カルロス・アスンサンと共著

論文

脚注





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